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大切なのは“どう終わらせるか”クリス-ウェブ 佳子さんが結婚生活から学んだこと【後編】

VERYモデルとして活躍し、プライベートでは2人の娘さんママとしての顔をもつクリス-ウェブ 佳子(クリス ウェ-よしこ)さん。今回はスペシャルインタビューの後編です!結婚や出産において選択に迷ったらクリス-ウェブ 佳子さんはどうするのでしょうか?最後までぜひご覧ください。

前編はこちら→キャリアウーマンの母を見て育った幼少期。クリスウェブ佳子さんが語る母親との関係【前編】

結婚・出産願望ゼロを変えてくれた出会い

私は毎日忙しく働いている母の姿を見ていたので、物心ついてからも思春期を迎えても、結婚や出産よりも、働きたいという気持ちの方が大きかったんですよね。むしろ男性なんていらない!と思っていたくらい。

でもそんな思いを覆されたのが、前の夫との出会いです。

この頃はアパレルのバイヤーとして働いていて、1年間くらい男性と関わることもなく、毎日仕事をしていました。
そんな時に彼に出会ったのですが、完全に一目惚れ。すぐに「この人と結婚したい」と思ったほどでした!これこそまさに魔法にかかった瞬間だったと思います(笑)

子どもも欲しいと思うようになり、彼とも将来についてどうするか考えるようになりました。あんなに結婚も出産も考えていなかった私が人との出会いによって、ここまで変わるなんて自分でもびっくりしましたね。

生活がカツカツでも専業主婦はやりたかった

彼と出会い、結婚・出産という選択肢が増えても、私の中から“働く”という選択肢が消えることはありませんでした。だから、早く仕事に復帰できるように、子どもはなるべく早く産みたいと考えていましたね。

でも子どもが生まれてから数年は絶対に専業主婦をするって決めていました。私にとって働くことはとても大切でしたが、自分は器用に仕事と育児のバランスを取ってできるタイプではないこともわかっていました。子どもに寂しい想いをさせたくなくて、どんなに生活が苦しくても絶対に専業主婦を経験したかったんです。
ありがたいことに長女、次女と年子で授かることができたので、連続して4年間専業主婦を経験することができました。

———— 専業主婦を経験してみていかがでしたか?

専業主婦って毎日本当に大変で!経験するまでは毎日手作りクッキーを焼いて、子どもたちの帰りを待って……という理想を描いていたけど、そんな余裕は全くありませんでした。
私は完璧な母親像を目指すよりも、どちらかというとダメな部分も子どもたちに見せて「もうママったらしょうがないな〜!」って、子どもたちが助けてくれるようになる関係性がいいなと思っていたので、その点は成功したと思っています(笑)

正直、当時の生活はギリギリで、貯金も全て切り崩して、次の家賃どうしようなんて思いながら生活していたくらい苦しいこともありました。
それでも子どもたちとずっと一緒に過ごせたし、やらなければわからなかったこともあるから、あの4年間は私にとって宝物です。

ただ、仕事をしている時と比べると、自分の存在が“個”でなくなるというか……。“〇〇ちゃんママ”とばかり呼ばれるようになって、自分の名前を呼ばれなくなることに違和感を感じていたことも事実です。専業主婦も立派なお仕事ですが、私の場合は社会に出て仕事をしている方が自分の存在価値がわかりやすく、ここが自分の生きるべき世界なんだなって改めて感じました。

“どう終わらせるか”
離婚から学んだ大切なこと

私は結婚も出産も離婚も経験してきましたが、中でも離婚は比にならないくらい時間をかけて考えたし、大変なことでした。

結婚って情熱や勢いでできたけど、離婚はそうもいかないんですよね。
彼のこと、子どものこと、そして自分のことも考えると何が1番いい選択になるのか、5年という月日をかけて考えて、離婚を決断しました。

「離婚しようかな、どうしようかな」って考えたり、周りに相談している間は、まだ離婚するタイミングじゃないんだと思います。でも本当に離婚を考えている時って、誰にも相談できないものなんです。そんな状況の時は“離婚が必要になった時”のサイン。離婚をしなければ彼や私、そして周りの関わってくれる人にとっても幸せが訪れないと思った時に“離婚”が成立すると思いますね。

私は決断に至るまでに5年かかりましたが、この5年はお互いが幸せになるために必要な準備期間だったと思います。人生では「どう始めるか」よりも始めた何かを「どう終わらせるか」がより大切だと学びましたね。

子どもたちには人を愛することを知って欲しい

———— お子さんたちの教育方針で何か決めていることはありますか?

私から口を酸っぱくして何かいうことはあまりありません。子どもたちの人生なのでやりたいことは自分で決めてくれればいいと思っています。
その分責任も自分にあると思うので、ちゃんと進めてくれると信じています。私は、子どもたちに「勉強しなさい」って言ったことないんですよね。「宿題はやったの?」と聞くことはありますが、「やったよ」という返事ならばそれ以上聞きません。もしもやっていなかったとしても自分の責任ですしね。

そして、子どもたちには愛する人を見つけてほしいと思っています。結婚や出産は子どもたちが決めることなので強制はしませんが、誰かを愛することって幸せだと思うので、それはぜひ経験してほしいですね。

いつか恋人を連れてきてくれる日が楽しみです!

“すべきこと・できること・したいこと”を洗い出してみると上手くいく!

———— 会社員・モデル・主婦・ママと、様々な経験をしてきたクリス-ウェブ 佳子さんがこれからの選択肢に悩んでいる女性たちにアドバイスするとしたらなんと声をかけますか?

未来を考えていると「あれもやりたい!これもしたい!」と、欲がどんどん出てきて、何から手をつけていいかわからなくなることもたくさんあると思います。私もよくそんな状況に陥るのですが、そういう時は「すべきこと・できること・したいこと」を洗い出して、行動してみるとなんとなく上手くいくはずです!

すべきこと=今一番やらなければいけないこと。
できること=自分が人のため、自分自身のためにできること。
したいこと=希望、欲望。
それは結婚なのか、離婚なのか、出産なのか、仕事なのか、主婦業なのか、はたまた旅行や趣味に没頭することなのか……。なんでもいいので自分の気持ちと向き合ってみると、自然と優先順位がわかりやすくなるんじゃないかと思います!

———— クリス-ウェブ 佳子さん、学びの多いお話をありがとうござました!

前編・後編と、とても濃いお話を皆様にお届けできたのではないでしょうか。
クリス-ウェブ 佳子さんが人生の節目で選んできた結婚や出産、離婚などのお話を聞くと、全てがプラスに働いていると感じませんか?きっとみなさんが今迷っている選択も、正面からぶつかって考えた結果なら、後に振り返ってみると正解だったと思えるかもしれませんね。

選択肢が多く迷った時は、クリス-ウェブ 佳子さんのようにすべきこと・できること・したいことを洗い出してみてはいかがでしょうか。

Profile
クリス-ウェブ 佳子(クリスウェブ よしこ)
1979年10月生まれ 大阪府出身
バイヤー、PRなど幅広い職業を経験したのち、2011年より「VERY」専属モデルに。
モデルとしてだけではなく数々のトークショーなどにも出演。プライベートでは2児の母。

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