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不妊と冷えは関係ある?やりすぎないための、正しい温め方

「冷え性=不妊」というイメージが先行し、妊娠準備のために、とにかく体を温めようとする人も多いのではないでしょうか。確かに体を温めることは大切ですが、実は温めすぎも、妊娠準備に悪影響を及ぼしてしまうケースがあるのです。正しい温め方・間違った温め方を知って、正しい妊娠準備を始めませんか?

妊活に温めすぎはNG?暑熱ストレスの影響とは

古くから「冷えは万病の元」といわれるように、身体を冷やすことは内臓に悪く、つまりは妊娠を希望する女性の体にとっても、冷えは大敵であるという考え方が一般的です。
しかし最近は専門家の中で話題になっているのが、「温めすぎも良くない」という事実。
諸説ありますが、これは暑熱ストレスと関係しています。
暑熱ストレスとは、熱さに対するストレスのこと。暑熱ストレスが、生理機能に悪影響を与えるといわれています。

これに関して、乳牛による実験データが農水産業温暖化研究センターより発表されています。その中で注目すべきは、暑熱ストレスが卵巣機能に良くないという結果です。

暑熱ストレスは温湿度指数をさすTHIという数値で表されます。
THIが71を超えると受胎率が低下し始め、76を超えると極度に下がるという結果が出ています。
つまり、温めすぎてしまうことは、妊娠のためにあまり良いことではないということがわかるでしょう。

子宮は冷えることはない?カイロを使った「温めすぎ」に注意

妊娠準備の一環として、お腹にカイロを貼っていませんか?子宮を温めるためや、子宮を冷やすことが体調悪化につながると考える人も少なくありません。

しかし実は、子宮だけが冷えていることはありえないのです。
それは、皮膚体温と深部体温に分けられる人間の体温から考えると、たとえ35度台ほどで平熱が低くても、深部体温は37度はあるからです。つまり、冷え性の自覚がある人でも、子宮が冷えているということは実際ありえないのです。

確かに血流を良くすることは妊娠力アップにつながります。ですが、子宮近辺を集中的に温めても、実は血流に効果がありません。子宮だけを温めるのではなく、身体全体を温めることを意識しましょう。

よく噛んで食べて、血流を良くすることが妊活への第一歩!

では、カイロなど外的なアイテムに頼らず、どのようにして身体全体を温めることができるのでしょうか。

それは、すぐに実行できるのが、食事です!
その基本ともいえるのが、よく噛んで食べること。30回ほどよく噛んで食べることで血流が良くなり、脳の視床下部を刺激し体温を上げ、結果として妊娠力アップへとつながるのです。
身体を温めることを意識した内容の食事に切り替えることや、噛みごたえのあるメニューを意識することが大切です。シチューやカレーなどのドロッとしたものばかりを食べていると、あまり噛まずに飲み込んでしまうので、身体が温まらないだけでなく、唾液が出ていないことになります。

食生活の偏りによって唾液が出ていない人は、生殖力やホルモン系の働きが落ちている可能性があります。

逆にきちんと唾液が出ていると、身体が温まるだけでなく、虫歯になりにくくなったり、口内炎を防いだり、雑菌を処理したりなど、脳を刺激して、セロトニンの分泌を促してくれるので、ストレス軽減にも効果を発揮してくれます。また、満腹中枢を刺激してくれるので、ダイエットにも効果的ですよ!

血流を良くして身体を温めるために、適度な運動を始めよう!

食事以外にも、血流を良くして身体を温める方法があります。それは、運動です!
運動をして新陳代謝を上げることが、直接的に血流を促すことにつながります。

妊娠準備として運動を行うのであれば、単発的ではなく、継続することが一番大切です。そのためには、過度な運動ではなく、継続可能な適度な運動を選択することをおすすめします。

・ウォーキング
身体への負担が少なく、運動が苦手でもチャレンジしやすい。
・ホットヨガ
身体の内部から、じっくりと温まることを実感できる。

子宮を温めることばかりを考えるのではなく、まずは体全体の血流アップのために、新陳代謝を促すことから始めてみませんか?

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