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「卵子凍結」するべき?費用や補助金、メリット・デメリットを解説!

不妊治療を進めていく中で、「卵子凍結」という言葉を耳にします。
「卵子凍結はしておくべき?」「かかる費用に対して補助金は出るの?」などの疑問も多く、行動に移せないという人もいるのではないでしょうか。
費用に加え、卵子凍結のメリット・デメリットを解説します。

「卵子凍結」とは

不妊治療を進める中で、「卵子凍結」という治療を勧められることがあります。
卵子凍結とは、将来の体外受精を見据えて未受精卵を凍結する技術。もともとは、抗がん剤治療や放射線療法を受ける若年女性患者に対し、生殖細胞への影響を避けるために行われてきた医療です。

上記でも説明したとおり、元々卵子凍結は、悪性腫瘍を有する若年女性の卵子を抗がん剤や放射線療法などの治療の影響から守るために行われており、不妊治療のための技術ではありませんでした。

しかし近年では女性の社会進出が著しく、晩婚化が進んでいます。(初婚年29.4歳:2018年)
それに伴い女性がキャリアを重ねつつ、妊娠したいタイミングが訪れたときにスムーズに妊娠・出産できるための治療法として今では周知されています。

「卵子凍結」をする際の条件とは

自身の健康な状態の卵子を凍結して保存ができるのであれば、たとえ今結婚していなかったとしても、将来のために早い段階で卵子凍結を行うこともできますよね。
しかし、卵子凍結を実際にしたいと思っても全員ができる訳ではありません。年齢などの条件を設けている病院が多いため、受診する際に必ず確認することをおすすめします。

病院によって条件は様々ですが、一般的なものを下記にまとめます。

・採卵する年齢
 満40~42歳まで
・未受精卵の預かり・使用
 満42~45歳まで

上記の様に年齢制限を設けているのは、40代になると卵子の質や、妊娠率の低下、出産リスクが高まるためです。費用に関しては多くの場合が1年ごとの契約更新となっており、そのたびに手続と更新費用の支払うシステムになっています。
仮に条件の年齢になっても契約更新の連絡をしなかった場合には、契約更新の意思がないとみなされ、破棄という形式をとる病院がほとんどです。

「卵子凍結」を行うメリット・デメリットとは

若くて良質な卵子を凍結保存でき、タイミングが訪れたら受精卵を体内に戻せるのであれば、“妊娠が確証された”ように感じ、安心する人も多いのではないでしょうか。

しかし、卵子凍結はひとつの方法です。どの不妊治療にもいえることですが、メリットもあればデメリットもあります。
夫婦2人の希望に沿った内容であるのかどうかをきちんと判断してから、行うか否かを決めたいですね。

【メリット】
・卵子の老化対策
女性の卵子は、年齢とともに質が低下し数も少なくなります。そして受精卵になり子宮内に着床する確率が下がることで知られています。年齢を重ねてから出産したいと考えている人でも、若い状態の質の良い卵子を保存できます。

【デメリット】
・高齢出産のリスク
若い卵子を凍結し使用したとしても、35歳以上で出産する場合には“高齢出産”であることに変わりはありません。子宮環境内の低下が起きるため、受精卵が着床しにくかったりします。高齢初産の場合、妊娠合併症へのリスクが高まります。

・副作用や体への悪影響
卵子凍結を行う際に使用するホルモン剤により、卵巣過剰刺激症候群などの副作用を起こす可能性が考えられます。それ以外にも、卵巣に針を刺して採卵するため感染や出血のリスクが高まりなどの、体への悪影響も懸念されます。

・費用が高い
健康な女性が卵子凍結を行う際は自費診療となります。ホームページで費用を公開している病院が多いのですが、その費用は想像以上に高いものです。それにプラスして更新料も毎年かかってきます。

他にも、注射が痛くて精神的に負担を感じるという意見も……。
高い費用をかけても、妊娠が確証されている訳ではありません。「そこまでしてでも妊娠を希望するか」「妊娠しない可能性もあるなか、後悔しないか」と自身に問いかけ、決断を下すことをおすすめします。

「卵子凍結」を行う際に発生する費用はどれくらい?

卵子凍結のデメリットを語るの中で、「費用が高い」と述べました。
不妊治療を行うにあたり、高額費用がつきもの……と感じる人も多いと思いますが、卵子凍結には一体どれくらいの費用が発生するのでしょうか。
実際に施術を受ける病院によって値段は異なりますが、おおよその相場金額をまとめました。

・内診検査・誘発時
約3~6万円

・採卵
約20~30万円

・凍結
卵子1個あたり約1万円〜

・保管
年間約10万円

夫婦の中で決めている妊娠準備への予算と照らし合わせて検討し、今後の不妊治療と向き合っていきたいですね。

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