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排卵誘発剤って知ってる?種類やメリット・デメリット

「妊娠率が上がる!」というウワサでその存在が話題となっている、排卵誘発剤をご存知ですか?調べてみると、さまざまな種類がありますよね。種類やメリット・デメリットなど、妊娠誘発剤を検討する人が把握しておきたい内容を今回は掘り下げます。

排卵障害がなくても使用可能?排卵誘発剤とは

排卵誘発剤とは、卵胞(卵子)を発育させて排卵を促すための薬です。
元々は排卵障害の女性に使用する薬ですが、妊娠率を上げるために正常排卵周期の女性に使用するケースも。

妊娠準備を行う際に受診する病院によって異なりますが、人工授精や体外受精で排卵誘発法を併用し、妊娠率アップを図ることもあります。

排卵誘発剤の使用に関しては、まずは担当医に相談をしてみましょう。

用途によって異なる?排卵誘発剤の種類とは?

排卵誘発剤を使用するケースはいくつかあり、その用途によって、使用する種類が異なります。
排卵誘発剤を使用するのは、主に排卵障害 (排卵していない場合)・不妊治療のステップアップ・生殖補助医療における採卵時です。
主に使用する排卵誘発剤の種類は、下記の3種類です。

① クロミフェン・シクロフェニル
卵巣を刺激する黄体化ホルモンや卵胞刺激ホルモンの分泌を促進し、卵巣を刺激します。内服剤なので通院回数が少なく、投与しやすいのが魅力。軽度~中等度、の比較的軽い視床下部性排卵障害を持つ人や妊娠しづらい人、人工授精を行うために適切な排卵日を設定するために使用されます。比較的に作用が弱いことから、比副作用もほとんどありません。

②ゴナドトロピン製剤
卵巣に直接作用する、注射薬です。量や回数によっては非常に強力で、副作用として多胎や卵巣過剰刺激症候群の可能性が高いことでも知られています。

③ドーパミン作動薬
高プロラクチン性排卵障害に使用する、排卵誘発剤です。プロラクチンとは、 産後に母乳を分泌させるホルモンのこと。これが産後以外の時期に高くなると、排卵障害の原因に。これを抑制させて排卵させるべく、内服薬として処方されます。

排卵誘発剤を使用するメリットとは

妊娠準備において話題を集めている排卵誘発剤には、様々なメリットが存在しています。種類によって、そのメリットは異なります。

低刺激性の排卵誘発剤を使用した際のメリット
・経済的・身体的・精神的な負担が少ない。
・比較的副作用が少ない。
・完全自然周期と比べて採取できる卵子が多いので、受精卵を得られる可能性が高い。

刺激の強い排卵誘発剤を使用した際のメリット
・複数の卵子採取できるので、複数の受精卵を得られる可能性が高い。
・複数の凍結胚を得られる可能性が高い。
・複数回の移植が可能となる。

費用がかかる分、得られるメリットも大きいのが排卵誘発剤による治療の魅力です。

排卵誘発剤を使用するデメリットとは

妊娠準備には、高額な費用がつきもの……というイメージが強いですよね。
やはり、排卵誘発剤の使用にも、費用が発生します。使用を検討する際には、必ずデメリットを確認しておきましょう。

前述の排卵誘発剤を使用するメリット同様、デメリットも種類によって異なります。

低刺激性の排卵誘発剤を使用した際のデメリット
・1回の採卵で得られる卵子の数が少なかったり、 卵子が得られない可能性もある。
・1周期に、時間を要すことがある。
・凍結胚が得られなかったり、数が少ない可能性がある。
・刺激の強い排卵誘発剤よりも、 再度採卵が必要となる可能性がやや高い。

刺激の強い排卵誘発剤を使用した際のデメリット
・毎日注射を打つことによる、経済的・身体的・精神的負担。
・卵巣過剰刺激症候群の可能性が高まる。(場合によっては入院加療が必要になったり、血栓症を併発するなど副作用が生じることもある。)
・卵巣予備能が低い場合、抑制が効きすぎて卵胞発育が悪くなる可能性がある。

注射薬は、卵子の数が減ると効果が出にくくなります。卵子の数に余裕がある状態でないと意味がないので、女性の妊活開始年齢が上がっている現状では、このタイプの治療を受けられる人は減っています。費用の面だけでなく、様々な可能性があるからこそ、排卵誘発剤の使用を希望する場合には、夫婦での話し合いや担当医への相談が欠かせません。

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