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不妊と貧血は関係する?妊娠力を上げるための改善策やリスク

妊娠中の女性は、鉄分を摂って貧血にならないように注意す必要があると良く耳にしますよね。
では、妊活中の女性の場合はどうでしょうか?
万全状態で迎えたい妊娠。妊娠準備を行う女性と貧血の関係を紐解いていきます。

知っておきたい!不妊と貧血の関係

月経があったり筋肉量の違いから、男性よりも女性のほうが貧血になりやすく、貧血による体調不良を訴える女性も少なくありません。また、現代の日本では妊娠の有無に関係なく鉄分ミネラル等の栄養素が足りていないのも特徴です。

鉄分不足による貧血は体に負担をかけてしまいますが、実際に不妊とはどのような関係性があるのでしょうか?

貧血は、子宮環境やホルモンに影響を及ぼします。そして鉄分が不足することで卵子の染色体に影響を及ぼすこともわかっていてこれが、不妊の原因になることもあるそう。めまい・動悸・息切れの症状は貧血の最終段階とされています。
偏頭痛や生理痛が酷い場合、もしかしたら貧血が影響してることもあるかも。

つまり、不妊と貧血は、密接に関係していることがわかります。また、不妊に限らず、その後の妊娠・出産・育児にも影響を及ぼす可能性も。

実際に、不妊治療を受けている女性のほとんどが鉄欠乏性貧血ともいわれています。その原因は無理なダイエットや、偏食により肉や魚に含まれるヘム鉄の不足。そして鉄分だけではなく、ビタミンやミネラルも血液を作るのに必要になってきます。また、貧血は血行が悪くなることから子宮に充分な血液が廻らず、子宮環境が悪くなってしまう原因にもなってしまうのです。

その他にも、鉄分不足は黄体ホルモンの分泌、抗酸化作用が低下させます。抗酸化作用が低下することで、卵子の染色体の異常が出現するリスクが高くなるといわれています。
このことからも妊娠準備として健康な体を作るためには、貧血を改善して質の良い血液を作り、血行を良くすることが大切です。

貧血が関係する、 妊娠におけるリスク

妊娠におけるリスクとして、貧血が及ぼす影響とは直接的にどのようなことに関係があるのでしょうか。

それは、主に胎児への影響です。
貧血・鉄分不足は、低出生体重児の出産・早産へのリスクが高まります。

これらのリスクを改善するためにも、やはり鉄分は大切です!

鉄分の中でもヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)を理解して摂取していきましょう。ヘム鉄の吸収率は25%ですが、非ヘム鉄は2〜5%と摂取しても吸収されにくいのが特徴です。ベジタリアンの方やダイエット中で、あまり動物性食品を摂取されない方は、ビタミンcやラクトフェリンと一緒に摂ると吸収率を高められますので参考にしてみて下さい。

アメリカのハーバード大学の研究者が発表した論文によると、妊娠中に鉄剤を服用して貧血を防ぐことで、低出生体重児を出産するリスクが19 %低かったことが分かっています。その一方、妊娠初期から中期にかけて貧血だった場合、低出生体重のリスクは1.29 倍、早産のリスクは1.21 倍も上昇していたことも報告されています。

また、成長期の子ども達がかかりやすいことでも知られています。その後の育児においても正しい知識をつけることは、大切といえるでしょう。

貧血解消で、妊娠しやすい体を目指す!

夫婦で妊娠準備を行うのであれば、まずは意識的に鉄分を摂取して、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう!

鉄分が不足すると、女性ホルモンに直接的な影響を及ぼします。
女性の体では、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種の女性ホルモンが、生理の周期に合わせて変動しながら分泌されることで、排卵が起こります。鉄分不足は、これらの合成を滞らせてしまうのです。
それだけでなく、ヘモグロビンによる酸素の運搬ができなくなるので、体内が酸素不足になったり分泌が滞ったりするため、子宮内膜が成熟しなくなってしまうなんてことも。
他にも鉄分は卵細胞の成長に必要な栄養素なので、不足すると育ちにくくなったり、質が下がることも考えられます。

生活習慣の見直しや不妊治療など様々な妊娠準備の方法がありますが、まずは鉄分不足を解消することで体の基礎ができるので、それほど重要な栄養素といえますよ。

貧血を回避するためのポイントを伝授!

夫婦2人で前向きに妊娠準備をするためにも、下記の対策を実践して、貧血を回避することから始めませんか?

【貧血回避のための対策】
・栄養価の高い食事
・休養
・適度な運動
・鉄剤の服用

食事に関しては、ひとくくりに“栄養価の高いもの”といっても難しいですよね。
下記の栄養素が鉄を多く含む食材として知られています。

・肉類
 豚レバー・豚もも・牛レバー・牛もも(赤身肉)

・魚介類
うなぎ・かつお・さば・しじみ・あさり・うに・かき

・海藻類
 わかめ・わかめ・こんぶ・のり

・緑黄色野菜
 ほうれん草・小松菜・しそ・春菊・パセリ・ニラ

・卵
 卵黄

・豆類
 大豆・えんどう・グリーンピース・いんげん豆

・果物
 レーズン・ぶどう・干し柿

・堅果類
 くるみ・くり・ごま

・大豆製品
 豆乳・みそ・きなこ・豆腐・あげ・納豆

動物性食品の場合、赤いものには多く含まれていることがあります。(赤身肉や、かつお等)加工食品やインスタント食品は、鉄やカルシウムの吸収を妨げるのでなるべく控えましょう。
上記の食材を含んだ食事を規則正しいリズムで摂ることを心がけて、健康な体づくりを目指しませんか?

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