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下腹部がチクチクする……。排卵日前後の痛みの原因や対処法を知る

生理と生理の間の期間に、下腹部がチクチクするような痛みを感じた経験はありませんか?それは、卵巣から排卵する時に起こる「排卵痛」かもしれません。特別な病気ではないため心配はいりませんが、あまりに痛みが強いと辛いですよね……。痛みの原因や対処法を知り、排卵痛と上手に付き合っていきましょう。

症状は排卵日前後!「排卵日」は生理の何日前?

今回ご紹介する排卵期に起こる痛みについて、まずはいつ頃に生じるかを知りましょう。

排卵は、生理の周期が28日程度で安定している場合には次の生理が始まる約14日前に行われます。

もし排卵日前後に合わせて痛みが発生しているのであれば、それは排卵に伴うものの可能性が高いでしょう。排卵期の痛みや不調には個人差があり、排卵期になると毎月のように症状が出る人もいれば、痛みを感じたり感じなかったりとムラのある人もいます。

排卵日による体調不良の症状は主に2種類!

排卵日前後に感じる不調には、主に2種類の症状があります。

【排卵痛】
お腹や下腹部に痛みが出る症状のこと。
生理痛と排卵痛は似ているように感じますが、症状の原因が異なります。

生理痛はプロスタグランジンというホルモンにより、子宮が収縮することが原因です。一方、排卵痛は卵子が排出される際に卵胞が破れて卵胞液と血液が流れ出し、腹膜を刺激することが原因です。また、排卵期は卵巣が炎症を起こしている状態なので、お腹が張ったような痛みや子宮周辺に痛みを感じるケースもあります。

【排卵出血】
排卵日の前後2~3日に、少量の出血がみられる症状です。

卵胞が破れた際に血液が流れ出すため不正出血と勘違いする方もいますが、病気ではありません。

排卵日前後は上記の2種類の症状以外にも、むくみや冷え・腰痛・眠気やだるさ・吐き気やめまい・イライラ・胸が張る・おりものの変化・肌荒れや便秘などの不調を感じることが多くあります。

排卵痛の原因は、主に4つ!

排卵期とは、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期と4期で構成される生理周期の中の1つの期間。排卵期の前の卵胞期では、卵巣の中で約15~20個の卵子が成熟します。その卵子たちがエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌や刺激を受け、最も成熟した卵子1つのみが左右の卵巣から交互に卵胞から飛び出すことで排卵が成立します。この「排卵」に伴う痛みが“排卵痛”です。

では次に、排卵痛を感じる主な原因を4つご紹介します。

①卵胞の内圧上昇

卵子を包む成熟卵胞は、排卵前には20mmくらいまで成長するのだそう。その過程で卵胞の内圧が上がり、痛みが生じる場合があります。

②卵胞液の腹膜への刺激

卵胞が破れたあとに流れ出る卵胞液や血液が腹膜を刺激すると、痛みを感じる人もいるようです。

③排卵による子宮や卵巣の収縮

④排卵による盲腸や直腸などの平滑筋のけいれん 

また、ストレスがあると子宮や卵巣の緊張や収縮が強まり、排卵痛を感じやすいともいわれています。「私、ストレスを抱えやすいかも……」という人は、排卵日の前後にできるストレス解消法を見つけておくと良いかもしれませんね。

排卵期の不調が原因で、病院に行くタイミングはいつ?

毎月、生理痛とは違う痛みが必ず訪れる人も、それが排卵痛であると知れば安心するかもしれません。しかし痛みが強いと、「別の病気にかかっているのではないか?」と心配になってしまいますよね。

排卵痛は排卵という現象がもたらし、かつ排卵日前後だけに起こる一過性の症状です。そのため病気扱いではなく、一般的には治療は行わずに様子を見ることが多いといわれています。

ただ、痛みがあまりにも強くて日常生活に支障が出る方には、痛み止め(非ステロイド系抗炎症薬)や漢方薬などで治療を行う場合もあります。

もし排卵痛ではなく別の病気であれば、受診し治療を受ける必要があるかもしれません。子宮内膜症やクラミジアなどにかかっている場合、卵巣周囲に癒着が生じることで排卵痛の原因を招いている可能性もあるので、おりものの色や臭いがいつもと違ったり、気になる症状があったりするのであれば、迷わず病院を受診しましょう。

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